5/11/2004

お姉さん「あの〜この世界名作劇場のくじ、一回引かせてください」

ヒデ「いらっしゃいませ〜、はい、それでは500円でございます」

お姉さん「はい」(お金を出す)

ヒデ「では、どうぞ」

お姉さん「う〜ん、1等のラスカルのぬいぐるみほしいな〜」

お姉さん「でも私くじ運ないからな〜。あ! ユキ、ちょっと来て!」

雑誌売り場から一人の娘がレジに

ユキ「お姉ちゃんなに〜?」

お姉さん「あんた、くじ引きでほとんどほしい物当ててるわよね?」

ユキ「うん、欲しいなぁ〜って思った賞品、何故か当たるんだ、不思議だよねぇ」

ユキ「あ、この3等のグラス可愛い、これ欲しいな〜♪」

お姉さん「ユキ、今回は1等のぬいぐるみがいいのよ、お願い!」

ユキ「え〜、私あっちのグラスの方がほしいよ〜、そう思っちゃってるし」

お姉さん「それは困ったわね〜」(といって二人を交互に見る)

ユキ「.....?」

ヒデ「.....?」

お姉さん「....! そうだっ! 店員さん、一つお願いがあるんだけどいいですか?」

ヒデ「?はい、なんでしょうか?」

お姉さん「これからこの娘がくじを引くんですけど」

お姉さん「もしこの娘が『1等』を当てたら、この娘の頬を撫でていただけませんか?」

ヒデ「.....はい?」

ユキ「ちょっ...ちょっとなに言い出すのよおねえちゃん!」

ユキ「そんな...ヒ...店員さんにも失礼でしょ!」

お姉さん「あれぇ〜?ユキちゃんは○○さん(本名)に頬なでなでされるのイヤなのぉ〜?(イジワルっぽく)

ユキ「え?え〜〜〜と、その、もうおねえちゃんしらない!(うつむいて顔を真っ赤にして)」

お姉さん「あ、店員さん、勝手な事言って申し訳ないんですけど..いい?」

ヒデ「え..と、お客様さえ宜しければ、それ位でしたら私は構いませんけど...」

ユキ「......!!(更に赤面)」

お姉さん「はいそれじゃ決定〜、早くくじ引きなさい、ユキ!」

ユキ「う〜〜、私は3等のグラスがほしいんだからね、えい!」

お姉さん「はいはい、それじゃ店員さん、これ削って頂けます?」

ヒデ「かしこまりました......あ、1等でございます!おめでとうございます〜!」

お姉さん「(ユキの方を見て)ニヤニヤ...」

ユキ「.....(ひたすらうつむいて赤面)」

ヒデ「それじゃ、景品のラスカルぬいぐるみでございます、どうぞ〜」

お姉さん「ありがとう〜。それじゃそろそろ行こうか、ユキ」

ユキ「えっ?ちょ、ちょっと待ってよおねえちゃん!」

お姉さん「あれ?どうしたの?まだ何かあるの?言ってみなさいって(イジワルく)」

ユキ「..........あの......その......」

ユキ「え..と...な.....でて.......ううぅ(うつむいて赤面)」

お姉さん「あ!ごめんねぇ〜忘れてたわ。」

お姉さん「なんで、店員さん、悪いんですけどお願いできます?」

ヒデ「はぁ..本当に宜しいんですか?」

お姉さん「ああ、○○さんだったらこの娘は大丈夫ですよ、なんだったら撫でるだけじゃなくて..」

ユキ「おねえちゃん!!!!!!!」

お姉さん「まあまあ、とりあえずやってもらおっか」

ユキ「.......コクっ(赤面しながら)」

ヒデ「えっと、それじゃお客様、顔...上げて頂きますか?」

ユキ「は、はい......(顔真っ赤)」

ヒデ「......(ほっぺを優しく撫でる)」

ユキ「!!..........(顔真っ赤で硬直)」

ヒデ「.......はい、これ位で宜しかったでしょうか?」

ユキ「.......! は、はい!えっと、その、ありがとうございます...」

お姉さん「それじゃ、店員さん長々とごめんなさいね。ユキ、行くよ」

ユキ「........(ほっぺに手を当てながら真っ赤になって硬直)」

お姉さん「全くこの娘は...、ほら!(強引に手を引っ張って店を後に)」

ヒデ「えっと.....ありがとうございました〜」


帰り道...

お姉さん「で、ユキさんご感想は?(ニヤニヤと)」

ユキ「もう!他人事だと思って!....それは、まあ、嬉しかったけど....」

お姉さん「それじゃ、また明日くじ引きに行こうか?」

ユキ「お姉ちゃん!!!」


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という事で我がチェーンで世界名作劇場のくじ引きが始まりました(爆)。
ドラえもんの時もそうだったんですけど、
幾等はずれがないとはいえ500円は高いよな〜と思うのですが、
実はこういうのは会社帰り、特にお酒が入っていらっしゃる男性の方が
くじ在庫の大半を引いてくださります(笑)
その場ののりと、お子様へのお土産という名目で酔っ払い万歳!(笑)

前回なんて会社の同僚さんと飲みの帰りで
お一人で10回以上(5000円)引かれた方いらっしゃったそうですし。


まあ、上記の様な事(二重人格ネタ)が起こると信じている店員が
東京に一人位いても問題はないでしょう(何)。


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あとがき

前述にもある通り、某チェーンの某1番くじを題材にした妄想。
何気に二重人格日記の中でも相当気に入ってる妄想で、
唯一といっていいほど、ちゃんと話になってるんじゃないかな〜と。
特にくじで1等を当ててしまう場面とか(自画自賛)

何気にコンビニの妄想ネタは山のようにあるので
そのうち続き、もしくは他のコンビニ妄想ネタでも
考えて書き出してみようかな〜。









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