き〜んこ〜んか〜んこ〜〜ん♪

ヒデ「あ〜やっと授業終わったよ、さ、帰ろ」

A男「なあなあ〜」

ヒデ「ん？なに？」

B男「おまえさ、クリスマスイブどうすんの？」

A男「どうせ１人なんだろ？ｗｗｗ」

ヒデ「余計なお世話だよｗｗ」

B男「はぁ〜....おまえさ、そろそろ世間は厳しくなるぞ〜」

A男「そうそう、好きな女の子１人いないのか？」

ヒデ「あのなぁ〜（ため息」

B男「例えば......このクラスに好きな奴とかいないの？」

ヒデ（咄嗟に視線をとある方に）

ヒデ「（慌てて視線を戻す）べ、別にいる訳ないだろっ！」

A男&B男「ふ〜ん...（なんか怪しいな）」



き〜んこ〜んか〜んこ〜〜ん♪

ゆりえ「ふぅ〜やっと終わったわ」

A子「ゆりえ、昨日のトリビアみた？あれねあれね．．．

ゆりえ「あ〜、えっと！その、ごめん...昨日トリビア見てないのよ」

A子「ざんねぇ〜ん、面白かったのにな〜」

ゆりえ「そうなんだ、今度見てみるわｗｗｗ」

A子「．．．あれ？」

ゆりえ「どうしたの？A子」

A子「うん、なんかT君がゆりえの方みた様な....」



A男「...おまえさ、さっきOの事みた？」

ヒデ「えっ！？　べ、別にあいつの事なんかみてね〜よ」

B男「怪しいな〜まあ、確かにOさん可愛いもんなｗｗｗ」

ヒデ「だから違うって！！」

A男「はいはい、分かった分かったｗｗｗ」

ヒデ「おまえらな〜（ため息）」



ゆりえ「何かしら？なんかこっちみて笑ってるわよあいつら」

A子「気にしない方がいいよ」

ゆりえ「イヤよ！気になるもんっ、行ってくるわ！」

A子「もお〜私知らないからね〜」




B男「あ、噂をすればOさんｗｗｗ」

ヒデ「おい！」

ゆりえ「？？」

B男「今こいつの好みのタイプの話してたんだよ」

ヒデ「あのなぁ〜」

ゆりえ「へぇ〜ｈ、じゃなかった。T君の？」

A男「でな、そしたら咄嗟にOの方見てんの、だからこれは怪しいな〜とｗｗｗ」

ヒデ「ｙ、っていう訳なんだよO、なんとか言ってくれ」

ゆりえ「A男君、B男君、このバカが私に惚れる事はあるかもしれないけど...」

ヒデ「バカってなんだよ！」

ゆりえ「なによ！物理で１０点しか取れないのはバカじゃないっていうの？！」

ヒデ「う.....」

A男「おまえマジで１０点だったのかよ？バカだなｗｗｗ」

B男「OTL..........」

A男「おまえもかｗｗｗｗ」

ヒデ「じゃ、じゃあさ、調理実習の時でクッキー作った時に塩と砂糖間違えるのはバカじゃないのかよ！？」

ゆりえ「う、うるさいわねっ！」

A男「おまえ、Oの作ったクッキー食べたの？」

ゆりえ「A男君勘違いしないでよ、偶々ｈ、T君が近くにいたから食べてもらっただけ！」

B男「ふ〜ん、で、」

A男「ショッパかった、と....（汗）」

ヒデ「あの時はびっくりして死ぬかと思ったｗｗｗｗ」

ゆりえ「いいのっ！甘いの食べたばっかりだったからしょっぱいのが食べたかったのよ！」

ヒデ「で....クッキーに塩かよ.........」

ゆりえ「（不満そうな顔で）わ...悪かったわよ！」

B男「あはは...まあいいや、そろそろ帰るわ」

A男「そう...だな....（苦笑）」

ゆりえ「うん、A男君B男君、また明日」

ヒデ「（小声で）ゆり...俺らもそろそろ行かないとまずくね？」

ゆりえ「（小声で）もう、ヒデがバカな事言ってるから遅れちゃうじゃないッ！」

ヒデ「（小声で）そんな事言ってる暇ないだろ？」

ゆりえ「（小声で）そうね、早くしないと１５時からの『お一人様一点限り、生卵８個入り５０円』が無くなっちゃう」

ヒデ「（小声で）じゃあ行くか！」

ゆりえ「（小声で）うん♪」

B男「で、君達はなんでそんな仲よさそうにヒソヒソ話してるんだよ？ｗｗｗていうか一緒に帰る所だった？ｗｗｗｗ」

ヒデ「げ！B男まだいたのかよ」

A男「っていうか授業終わったばっかりだったからみんなまだ教室にいるぞ」

ゆりえ「あ.........」

B男「で、Oさんはコイツとどこに行く予定だったのかな〜？ｗｗｗｗｗｗ」

A男「もしかして、二人って出来てる？ｗｗｗｗｗ」

ヒデ「おいおいッ！それは誤解だって」

ゆりえ「そうよ！そういうんじゃないのっ！」

A男「じゃあなに？ｗｗｗデートじゃないの？ｗｗｗｗｗｗ」

ゆりえ「もうっ！！！違うったら違うっ！！」

ゆりえ「今日朝ちらしで『お一人様一点限り、生卵８個入り５０円』ってあったから一緒にスーパーに買い物に行くだけよ！！」

ヒデ「.....おいおい（このバカ）」

A男「うわ！........」

B男「マジかよ.........」

ゆりえ「何よっ！」

ヒデ「.....あの...ゆりえさん？それを言うと...余計状況悪くなりません？......（苦笑）」

ゆりえ「..........そう....かも.....（滝汗）」

クラスのみんな「え〜T君とOさんってそういう事なの〜？キャー♪」

B男「なんていうか....同棲でもしてそうな内容だなｗｗｗｗ」

ゆりえ「ちょっ！ち、違うんだったらぁ〜これは......」

クラスのみんな「でも一緒に買い物行くって凄いわよね〜♪」

ヒデ「....参ったな〜」

ゆりえ「もう、ヒデのバカっ！あんたのせいなんだから責任取ってなんとかしなさいよっ！」

ヒデ「なのなあ〜言ったのゆりだろ？なんでオレが責任とるんだ？ｗｗｗｗ」

ゆりえ「いいのっ！！」

ヒデ「分かったよ....みんな！聞いてくれー！」

クラスのみんな「...................」

ヒデ「....ゆり？」

ゆりえ「...な、何よ！？」

ヒデ「ゆり、好きだ....付き合って.....ください」

A男「！？」

B男「！？」

クラスのみんな「！？」

ゆりえ「.........こ...こ....このぉバァァ〜〜〜〜カァァ〜〜〜〜〜！！！！！！！！！！！！！！」

ゆりえ「ヒデなんてだいぃっ〜〜嫌いっ！！！（といって自分のカバンを投げつける）」

ヒデ「（カバンを顔面でキャッチ）お、おい！....あれ？ゆりは？」

B男「Oさん、今教室出てったぞ...」

ヒデ「まったくっ！」

ヒデ「カバン取りに教室戻ってくるから、その時に変な事言うんじゃないぞ！」

クラスのみんな「（コクン、とうなずく）」



ゆりえ「グスンっ...あんな場所で..ヒックッ...あんな事言わなくたって...いいじゃない...ヒック...」

ヒデ「（いたいた）...お〜い、ゆり〜？」

ゆりえ「......」

ヒデ「もしかして、さっきの事怒ってる？」

ゆりえ「....ァあったりまえでしょッ！！　全くッ！何考えてるのよッ！」

ヒデ「いや...責任取れって言ったからさｗｗｗｗ」

ゆりえ「もうぉ、ホントバカッ！そういう意味じゃなくて、あの場は「冗談だ〜」とか言えばいいのッ！」

ヒデ「そうだったんだｗｗｗｗ...でも、あれ真面目な話だからな」

ゆりえ「ッ！？だ、だって家お隣さんで幼馴染なだけよッ！それに、それに...（顔真っ赤）」

ヒデ「じゃあさ、返事だけでもしてくれよ....」

ゆりえ「へ、返事ッ？！あのッ..そのっ....だからっ..えとー」

ヒデ「オレの事....好き？それとも嫌い？」

ゆりえ「.......................す......ぃ..（顔真っ赤）」

ヒデ「え？聞こえないｗｗｗｗ」

ゆりえ「.........すきぃー！！！！！！！！！！！！（目に涙ためながら）」

ヒデ「オレも....ゆりの事好き」

ゆりえ「バカァ〜！ヒデのバカァ〜〜ウエぇ〜〜ん！！！（泣きながら抱きつく）」

ヒデ「はいはい、どうせオレはゆりえバカだよｗｗｗｗ泣いてるゆりも可愛いし強気なゆりも可愛いよｗｗｗｗｗｗｗ」

ゆりえ「(顔更に真っ赤にして）んん...グスンっ....ヒックッ...」


３０分後


ヒデ「もう大丈夫？」

ゆりえ「.....うん」

ヒデ「それじゃ....教室戻ってカバン取って帰るぞ」

ゆりえ「うん...その.....ありが..と」

ヒデ「どういたしましてｗｗ」



ガラ〜〜〜

A男「お！戻ってきた戻ってきた！」

クラスのみんな「Oさんごめんね〜」

B男「んで、全部解決したの？」

ヒデ「ああ、ゆりがオレの事好きって言って解決ｗｗｗ」

ゆりえ「（顔真っ赤）！？　（そして肘打ち）」

ヒデ「イテーｗｗｗｗｗ」

A男「んま、良かったよ、おめでとう」

ゆりえ「うん、みんな..心配かけてごめんなさい」

B男「いやいや、むしろコイツがいきなりあんな事言うのが悪いｗｗｗ」

ヒデ「えっ？オレ？ｗｗｗ」

ゆりえ「そうよっ！いきなりあんな事言ったヒデが悪い！」

クラスのみんな「あははははーｗｗｗｗｗｗｗｗｗ！！！！！！！！！」



ヒデ「じゃ、帰ろうか」

ゆりえ「そうね」

B男「あのさー、答えたくなければいいんだけどさ、マジで同棲してるの？TとOさんって」

ゆりえ「ううん、家がお隣さんで幼馴染ｗｗｗｗ」

A男「そっか。じゃあ、二人とも気をつけて帰れよ〜」

ヒデ「じゃあ」

ゆりえ「またね」




A男「あいつ、何が「このクラスに好きな子いない」だよｗｗｗｗｗ」

B男「でもまあいいじゃん、結果よければ、って言うしｗｗｗ」

A男「そうだなｗｗｗ」

B男「じゃあさ、今日は二人でカラオケ行こうぜ、イブだけどｗｗｗ」

A男「は？　オレ彼女と予定あるから１人で行けよ」

B男「OTL..................」





ゆりえ「寒い...わね」

ヒデ「そうだな......」

ゆりえ「.........」

ヒデ「ところでさ....」

ゆりえ「何？」

ヒデ「たまご...今からスーパー行く？」

ゆりえ「もういいわよ、家に無い訳じゃないし....それに、あのセールきっともう終わってるから....」

ヒデ「そっか....」

ゆりえ「.........」

ヒデ「.........」

ゆりえ「寒い...わね」

ヒデ「そうだな......」

ゆりえ「.........もぉっ！！！」

ヒデ「！？な、なんだよ？」

ゆりえ「...........手....出しなさいよ..」

ヒデ「........あ〜！」

ゆりえ「（顔真っ赤）」

ヒデ「それじゃ、はいｗｗｗｗｗ」

ゆりえ「（赤面しながら手を繋ぐ）...........あ....」

ヒデ「何？」

ゆりえ「ヒデの手....暖かいわ」

ヒデ「そりゃまあ...........泣きついてきた時のゆりの体には負けるけどねｗｗｗｗ」

ゆりえ「ッ！？！　ヒデのバカァ〜エッチぃ！！！」

ヒデ「ははは...（苦笑）」

ゆりえ「（でもそんなヒデが好き.....なんか悔しいけど）」


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推奨BGM:聖夜/FictionJunction YUUKA（アルバムDestinationより）

という事で超お久しぶりな二重人格日記。
二重人格日記というよりはある意味お話に近い？
一応この後の展開が頭の中にあったりするので
これが好評だったら続き書きます、いや、書くかもしれません（弱気／笑）

責任取る〜の部分がちょっと適当過ぎたかなと読み返してみて反省（笑）
でも仕方ないよ、素人だもん（ぉ

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あとがき

自分の中では１、２を争う程気に入ってます。
中盤から後半にかけては少し強引なのでもう少し話考えればと思いましたが
序盤のどうでもいい駆け引きはなんとなく悪くないかな〜と（ぉ
それと、最後の下校途中のは.......少しだけ自給自足出来ました（爆

上記の推奨BGMは本当にお勧め（このすばらしい曲には申し訳ないですが）。
下校途中の場面ではこの曲がエンディング曲として流れます（笑
もし機会があれば同アルバム、手に取ってみてください。


ちなみに、話はまだ続きます。
一応この後食事をする話が.....がんばります（ぉ

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